前回の記事で登場したNYのセレクトショップKITH

前回紹介したKITH×Disney×CONVERSEのCT70コラボモデルを購入する少し前に、KITHのオーナーRonnie Fieg(ロニー・ファイグ)が手掛けたGEL KAYANO 5 OG "OASIS(オアシス)"を購入していたのでした。

KITHの創設者であり、スニーカーコレクターとしても名高いRonnie Fiegがデザインを手がけた一足。何故か突然無性に欲しくなり、2次流通店で新古品をゲットしました。Ronnie Fiegモデルでありながら、価格も極端なプレ値などは付いておらず、お得に感じてしまったのも購入に至った要因だったりします。

GEL KAYANO 5 OG OASIS RonnieFieg 斜め

夏に発売されたモデルということもあってか、白をベースにビビットなカラーを配したカラーリングが実に鮮やか

筆者はGEL-KAYANO 5 OGというモデル自体もかなり好みで、今回はGEL-KAYANO 5 OGそのものについても書いていきたいと思います。

まずはRonnie Fiegという人物について見ていきましょう。

KITH創業者Ronnie Fieg(ロニー・ファイグ)について

Ronnie Fieg(ロニー・ファイグ)は、NY発のセレクトショップKITH(キス)の創立者であり現オーナーです。

KITHは2011年に設立し、翌2012年にオリジナルブランドを立ち上げ。設立からわずか7~8年ほどという新進気鋭のブランドです。

年数としては若いブランドでありながら、Ronnie Fiegのデザインセンスの評価は高く、現在絶大な人気を誇るファッションブランド「Supreme(シュプリーム)」の次代を担うという声まで挙がるほどの人気を獲得しています。

また、Ronnie Fiegはスニーカー愛好家としても名高く、これまでNIKE、ADIDAS、NewBalanceなどの主要なスニーカーブランドと数々のコラボを実現し、倍以上のプレミア価格がついているモデルも少なくありません。

その中でも特にASICS TIGER(アシックスタイガー)のGEL-LYTE IIIをこよなく愛する人物として有名で、これまで多くのオリジナルデザインモデルを発表してきました。

つい先ごろもGEL-LYTE III、GEL-LYTE 3.1モデルの新作を同時に発売し、即日完売。かくいう筆者も発売と同時にKITH公式オンラインショップにアクセスし、購入完了画面まで辿りついたもののオーバーセールでキャンセル扱いを受けるという悲しい経験もしました…

KITHでは、月曜日に新作がリリースされる「Kith Monday Program(キスマンデープログラム)」という企画が開催されており、毎回発売と同時に売り切れが続出する人気ぶり。

上記GEL-LYTE IIIの新作もMonday Programにて発売になったわけですが、人気商品を獲得するにはなかなか厳しい戦場になっているのが現状です。


さて、このようにASICS(ASICS TIGER)と浅からぬ縁を持つRonnie Fiegが、2019年夏に発売したのがGEL-KAYANO 5 OG "OASIS" というわけです。

GEL KAYANO 5 OG OASIS RonnieFieg 組み

特徴的なカラーリング。

ではここからは、まずGEL KAYANO 5 OGというシリーズそのものについて、そしてRonnieFiegモデルの「オアシス」についてそれぞれ見ていきましょう。

ASICS TIGER GEL KAYANO 5とは

GEL KAYANO 5 OG Birch-Moonrock 正面
GEL-KAYANO 5 OG BIRCH/MOONROCK

GEL KAYANO 5とは、その名の通りGEL KAYANO(ゲルカヤノ)の5代目のモデル。当時主流だったボリューミーなアッパー&ソールのデザインが特徴的で、クラシカルでありながら、近年の"ダッドスニーカー"ブームにもマッチした一足。

GEL KAYANO 5 OG Birch-Moonrock 斜め前

GEL-KAYANO 5は、KAYANOシリーズの生みの親であり、モデル名にもなっているデザイナー榧野敏一氏がデザインした最後のモデルとされ、名作として名高い逸足。そのバルキーなシルエットは、人間の筋肉や骨格をイメージしてデザインされたと言われています。

その五代目GEL-KAYANOの復刻版としてリリースされたのがGEL-KAYANO 5 OG(オリジナル)という訳です。

GEL KAYANO 5 OG Birch-Moonrock DUOMAX

ミッドソールには、DUO MAX(デュオマックス)というasicsテクノロジーが採用されています。

DUO MAXとは、足が着地する際に、かかとが内側に過度に倒れ込むのを防ぐ役割を担っています。これにより、歩行時・ランニング時の負担を軽減し、快適な走行をサポートするという仕組み。

見た目的にも、盛り上がったDUO MAXパーツは、よりダッドスニーカーらしい肉厚なスタイルを演出しています。

GEL KAYANO 5 OG Birch-Moonrock アウトソールイエロー

ソールシステムにはasicsの代名詞であるGEL(ゲル)ももちろん搭載。アウトソール裏側からゲルが覗ける窓付き。

ちなみに上記モデルのカラーは、BIRCH/MOONROCKの名の通り「樺の木」と「月の石」がイメージカラー。ベージュをベースに、随所にイエローを配した筆者お気に入りの一足。

Kith/Ronnie Fiegモデル GEL-KAYANO 5 OG "OASIS"

GEL-KAYANO 5 OGの基本が分かったところで、KITH / RonnieFiegモデルのGEL-KAYANO 5 OG "OASIS"について見ていきましょう。

GEL KAYANO 5 OG OASIS RonnieFieg 正面

アッパーは白を基調とし、イエロー、ブルー、レッドを配したカラーが目を惹きます。

要所に盛り込まれた淡いパステルブルーが爽やかさを演出し、まさに砂漠の「オアシス」を想起させる爽涼感。

GEL KAYANO 5 OG OASIS RonnieFieg サイドストライプ

タイガーストライプには赤の刺繍

はっきりとした色味がポイントで入ることで、サイドからの表情がグッと引き締まりシャープな雰囲気を演出。

GEL KAYANO 5 OG OASIS RonnieFieg インソール

ロイヤルブルーのインソールには、asicsロゴFIEGの名前が左右それぞれにプリントされています。

GEL KAYANO 5 OG OASIS RonnieFieg ASICS_FIEGロゴ

インソールに同じく、ヒール上部にもそれぞれasicsとFIEGの文字が印字されている。

GEL KAYANO 5 OG OASIS RonnieFieg カラフルソール

アウトソールは、パーツごとにビビットカラーで色分けされ、とってもカラフル

こちらのアウトソールのカラーパターンは、デザインを担ったRonnie Fiegのこだわりポイントでもあるようです。特徴的で個性強め、通常であれば見えにくい部分までコンセプトがしっかりと反映されている印象を受けます。

GEL KAYANO 5 OG OASIS RonnieFieg ソール DUOMAX

GEL-KAYANO 5 OG "OASIS"は、サイドの内側と外側から見た際の雰囲気がガラッと変わります。

内側はパステルブルーのDUO MAXパーツが、よりゴテッとした雰囲気を醸し出しています。

GEL KAYANO 5 OG OASIS RonnieFieg ソール GEL

一方外側はというと、細めに入ったカラーが中心となることでラインがより強調され、ダッドな肉厚さの中に繊細さも醸し出している。内側と外側で印象がガラリと変わるのは、色分けされたパーツの配置にこだわったアウトソールのカラーリングの影響もあるでしょう。こういった形でこだわりが効いてくるわけですね。

GEL KAYANO 5 OG OASIS RonnieFieg ヒールゲル

ヒール外側には窓が配置され、エメラルドグリーンのゲル素材が覗きます。

リフレクターやシュータン、DUO MAXパーツと同系色で程よいアクセントを添えています。

まとめ

GEL KAYANO 5 OGの特徴、そしてRonnieFiegモデルのオアシスパックについて書いて見ました。

KITH / RonnieFiegモデルのオアシスカラーが気に入っているのはもちろんのこと、GEL-KAYANO 5 OGそのものも特徴的な見た目や履き心地も含めて、大好きなモデルのひとつです。

なんといっても軽い!DUOMAXの支えも相まって、なんとも心地のよい軽やかな足取りをサポートしてくれます。

以前、GEL-KAYANO 5 OGのアッパーデザインにGEL-QUANTUM 360の「360度ゲル」ソールシステムを採用した「GEL-KAYANO 5 360」も記事で紹介したので、そちらも合わせてチェックしてみてください。

GEL-KAYANO 5 OG 360 組み

GEL-KAYANO 5 360は、ソール全面にゲルを搭載することでよりクッション性の高い一足に仕上がっています。その分、ゲル素材の重量感じる仕上がりではありますが。好みもありますが、どちらが良いという訳でもなく、軽さとサポート力を両立したGEL-KAYANO 5 OG、クッション性と剛健さを感じられるGEL-KAYANO 5 360といった印象。アッパーとソールのデザインに関しては、どちらも5代目カヤノの良さを感じられると思います。

GEL-KAYANO 5 OGシリーズに関しては、360も含めて、今後もコラボを始め新作が継続的にリリースされていくと想像できます。それほど良作。

先日も、「Tokyoカルチャーの発信」を理念とするスニーカーショップBILLY‘S(ビリーズ)の5周年プロジェクトとして、asicsと初のコラボを実現した限定モデル「GEL-KAYANO 5 OG "JUPITER"」がリリースされたのですが、「木星」をモチーフとしたコンセプトに沿って、アシンメトリーに仕上げられたカラーリングがめちゃくちゃカッコよすぎて、とても気になっています。。こちらも是非チェックしてみてくださいね。


余談ですが、GEL-KAYANO 5 OGのMIDNIGHT/WHITEのカラーコンセプトはどことなくオアシスパックに似ている気がする。MIDNIGHT/WHITEの方が、よりサイバー感はあるけれど。


ではでは。


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