米津玄師さんの世界観 紅白で歌った美術館、来館5割増 
ライブドアニュース 朝日新聞デジタル

「米津玄師効果」は絶大ですね。

米津玄師さんといえば、初出場した紅白歌合戦での歌唱パフォーマンスが記憶に新しいですが、その際、ライブ中継の舞台となった徳島県の「大塚国際美術館」の来場者が五割増とのこと。


アニメやドラマ、芸能人ゆかりの地など、舞台となった地を訪れることを「聖地巡礼」と呼び、ファンにとってひとつのイベントとなっている昨今ですが、米津玄師さんも一躍時の人として知名度が高まっている現れでしょうか。

「バチカンの礼拝堂を再現した」と紹介されている米津さんが歌った舞台「システィーナ・ホール」は、写真を見るだけでも、より一層訪れてみたい気持ちをかき立てられますね。展示品が「複製画」である事が特徴的で、作品とツーショットを撮ることが出来たり、直に作品に触れることも出来るようです。(一部作品を除く)



大塚国際美術館 (トリップアドバイザー提供)

米津玄師=ハチ

ところでファンの間では有名な話ですが、米津玄師さんは、初音ミクをはじめとした「ボーカロイド」を操る作曲家のひとりとして名を馳せた「ハチ」として、ニコニコ動画で活動していたという過去があります。

かくいう筆者も、当時リアルタイムで見聞きしていたのでハチという名をよく覚えているのですが、「米津玄師 = ハチ」という事実を知ったときは、とても驚いたと同時に納得感がありました。というのも、当時からその作曲センスはずば抜けており、アップロードする曲の数々が大きな人気と話題をさらっていたからです。その曲の中のひとつである「マトリョシカ」は、『歌ってみた』や『踊ってみた』などのカバーを含め、何度目に触れ耳にしたか数え切れないほどです。独特の曲調と言葉選びは、米津玄師(ハチ)さんの十八番であり魅力であるということがよく分かるつながりです。

また、インターネットを使った音楽配信に古くから慣れ親しんだ「デジタルネイティブ」な次世代アーティストとも言えるのではないでしょうか。

メジャーデビュー後の代表作となった「Lemon」

紅白歌合戦で披露した「Lemon」は、米津玄師としての代表作となったといえるほどの大ヒットとなりました。

「Lemon」に関しては、先日、YouTubeにアップされているミュージックビデオが三億回再生を突破したというニュースが話題となりました。

この曲は、石原さとみさんが主演を務めたドラマ「アンナチュラル」の主題歌として起用されていました。「人の死」を扱うドラマということもあって、そのイメージが曲調にも反映されていると感じるのですが、その曲作りの最中、肉親であるお祖父様が亡くなられたらしいのです...。この事実を知り、改めて「Lemon」の歌詞に目を向けると、恋人同士の別れを想起させるストーリーの中に、米津さん御自身の「生」に対する想いが見え隠れするような気がして、胸が締め付けられるような思いになります。魂がこもった歌詞、とでも言いましょうか。たくさんの人が共感し、支持されている背景には、米津さん御自身の体験・想いが無関係では無いように思えます。

インタビューによると、紅白への出演を決め、その舞台に米津さんの地元である徳島県を選んだことも、お祖父様への想いがあったようです。



また、「Lemon」を紅白歌合戦で披露した際、米津玄師さんと共に話題となったのが、ダンサーとして登場した菅原小春さんです。

菅原小春さんといえば、世界を股に掛けて活躍する超一流のダンサーで、紅白のライブ中継の際には、キャンドルが並べられ厳かな雰囲気に包まれた大塚国際美術館の中を縦横無尽に踊る姿が視聴者に強烈なインパクトを残しました。

今回の紅白でも披露された「パプリカ」という曲が、東京オリンピックのある2020年に向けたNHK公認の応援ソングという位置付けで、作詞・作曲を米津玄師さんが、振り付けを菅原小春さんがそれぞれ担当しているという背景があり、曲を通じてもともとお二人にはご縁があるということになります。



東京オリンピック開会式への出演は…?

こうなってくると、ファンの関心は2020年の東京オリンピック開会式への出演の有無ではないでしょうか。

これまで、あまりメディアには出てこないというイメージの米津玄師さんでしたが、今回紅白に出場したことで前例ができ、尚且つ東京オリンピックに関連する曲の作詞・作曲をしているとなれば、ひょっとしたらそのパフォーマンスがまた地上波でも見られるかもしれません。しかも東京オリンピックという大舞台。仮に実現したら、また菅原小春さんとの共演もあるのでは?

ファンとしては、大いに妄想&期待をしたいところです。

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